『海外に学ぶ ポストコロナの銀行モデル』
-ピンチはチャンス
山田 能伸 著 | 一般社団法人 金融財政事情研究会(きんざい) | 292p | 2,860円(税込)


1.問題の本質―旧世代の価値観―
2.DNB―究極のDX―
3.DBS―世界のベストバンク―
4.トゥルイスト―新しい地銀統合のかたち―
5.U.S.バンコープ―従業員エンゲージメント―
6.SHB―支店網拡大の意義―
7.エドワード・ジョーンズ―高成長を支える地域密着型FA―
8.チャレンジャーバンク(1)―レボリュート、N26―
9.チャレンジャーバンク(2)―オークノース、クラーナ、ヌーバンク―
10.チャレンジャーバンク(3)―チャイム、ワイズ、総括―
11.フォワードルッキング引当―合理的な貸出金利設定への一里塚―
12.日本での応用―「三方よし」への道―


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

デジタルネイティブ世代が社会の中核になったことを背景に、ESGやSDGsが企業経営の大きな潮流となるとともに、DXが一気に進んでいる。その流れはコロナ禍でさらに加速した。
一方で既存銀行のビジネスモデルはミレニアル世代向けにはなっておらず、顧客サービスには銀行の都合や思い込みによるものも多い。

本書では、DXやCX(カスタマーエクスペリエンス)を経営に取り入れ成功している銀行やチャレンジャーバンク、ネオバンクといったデジタルを駆使した新しい形態の銀行、銀行業務やそれに近いサービスを提供する企業をはじめとする、海外における豊富な先行事例を収益構造の分析とともに紹介。
邦銀や金融関連業務を行うベンチャーなどが、「顧客に寄り添うテクノロジーカンパニー」へと経営の舵を切るためのヒントを提示している。

著者は、富士(現みずほ)銀行に勤務の後、CSファーストボストン証券に入社し証券アナリストに転じる。その後、スミスニューコート証券、メリルリンチ日本証券、オリバント・アドバイザーズ、ドイツ証券を経て2020年に金融・経済調査、コンサルティングを主体とするY's Researchを設立し、代表に就任。


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