『リアル企業内イノベーター』
-革新を成功につなげるエコシステム
半田 純一 編著 | 日本経済新聞出版 | 272p | 2,200円(税込)


序.必要なのは日本に適したイノベーターづくり
物語編
提言編1.企業内イノベーションを起こすのはどのような人物か
提言編2.企業内イノベーションを起こすのに必要不可欠な「4枚のカード」
提言編3.4人の物語から見えてくるもの
提言編4.企業内イノベーターはどのように生まれ、活躍するか
提言編5.企業内イノベーター・プラットフォームを造る
提言編6.ソトとつながるーイノベーションエコシステムとの接続
提言編7.経営者の役割


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本企業によるイノベーション創出強化の必要性が叫ばれて久しい。そのために、例えば「シリコンバレーをモデルにすべき」との主張もよく耳にする。しかし、経済社会的基盤やビジネスの歴史的成り立ちが異なる日本では現実的ではないのではないか。
そこで注目したいのが「企業内イノベーター」である。

本書では、日本の企業や社会を発展させる最適な手法は「企業内イノベーション」であるとし、それを成功させるのに必要な要素、フレームワークや人材、具体的な手順などについて論じている。
東京大学大学院経済学研究科と日本の著名企業との共同体である「イノベーターズ・コンソーシアム」の参加企業のうち15社を対象とした調査研究の結果をもとに、まず「物語編」として4人の企業内イノベーターをプロファイル。そしてそれらを踏まえ、企業内イノベーションは一匹狼的人物によって完遂されるわけではなく、「4つの役割」を全て揃えた組織的仕組みが必要と説く。

編著者は東京大学大学院経済学研究科特任教授。マッキンゼー、A.T.カーニーなど米系グローバルコンサルティングファーム、武田薬品工業などを経て2016年より現職。


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