『DX時代に考える シン・インターネット』
村井 純/竹中 直純 著 | 集英社インターナショナル(インターナショナル新書) | 192p | 880円(税込)


1.デジタル庁がやるべきこと
2.日本のデジタル化はなぜ進まなかったのか?
3.インターネットは何のために作られたのか?
4.デジタル社会の未来はどうなるのか?
5.“天才プログラマー”と呼ばれた男


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

インターネットの歴史は決して長くない。研究開発が本格化したのは1980年代以降であり、日本で一般に普及し始めたのは1995年頃からだ。
今ではインターネットのない生活や仕事は考えられないが、自治体がコロナ陽性者数をFAXで集計していたように、社会は十分にインターネットを活用できていないようでもある。

本書は、インターネット黎明期から、インフラ技術やコンピュータサイエンスの基礎技術発展に貢献してきた村井純氏と、1995年という早期に音楽家の坂本龍一氏のライブのインターネット中継を実現するなどさまざまな分野の「ネット化」を進めてきた竹中直純氏の対談。
インターネットの世界で二人が成し遂げてきたことや、デジタル庁発足など直近のトピックスについて議論しつつ、今後のインターネットが向かうべき方向性、またそれによって社会がどう変わるかを語り合っている。

村井純氏は「日本のインターネットの父」とも呼ばれる計算機科学者で慶應義塾大学教授。竹中直純氏はインターネットの技術コンサルティング、サービス開発、アプリ開発、インターネット技術を用いたイベントの企画・運用などを行うディジティ・ミニミ代表。二人は慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで共に働いて以来、27年間ほどの付き合いがある。


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