『アルミン・ラシェット ドイツ“ニュータイプ”の政治リーダー』
Der Machtmenschliche: Armin Laschet. Die Biografie
Tobias Blasius, Moritz Küpper 著 | Klartext Verlag | 384p


序.成り行きを見守る
1.アーヘン人
2.家庭的な男
3.ジャーナリスト
4.政治家としての才能
5.カトリック
6.緑の理解者
7.ヨーロッパ人
8.私人
9.ターク・アルミン
10.立ち上がる者
11.ボス
12.カオス
13.州首相
終.コロナの管理者


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2021年9月26日、ドイツ連邦議会総選挙の投開票が行われた。結果、オーラフ・ショルツ氏率いるドイツ社会民主党(SPD)が僅差で勝利。だが、次期首相が決まるのは長引くであろう連立交渉の後になる。
まだキリスト教民主同盟(CDU)党首のアルミン・ラシェット氏になる可能性も残されている。

ドイツで発行された未邦訳の本書は、現在、ノルトライン=ヴェストファーレン(NRW)州首相、CDU党首を務めるアルミン・ラシェット氏の評伝。CDUはアンゲラ・メルケル現首相の母体であり、ラシェット氏は同首相の後継者と見られている。だが、ラシェット氏は、基本路線は引き継ぐにしても、異なるタイプのリーダーシップを発揮しそうだ。
ラシェット氏は1961年生まれ。ジャーナリスト、出版社勤務等を経て1994年に連邦議会議員に選出された。その後、欧州議会議員、州議会議員などを務め、2017年から現職。

著者のトビアス・ブラジウス氏はドイツの大手メディア企業WAZに勤務。NRW州の政治特派員として活躍。モーリッツ・キュッペル氏はドイツラジオに勤務し、同じくNRW州特派員として活動している。


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