『「食」の未来で何が起きているのか』
-「フードテック」のすごい世界
石川 伸一 監修 | 青春出版社(青春新書インテリジェンス) | 192p | 1,100円(税込)


序.「食」と「テクノロジー」が融合する世界へ
1.人口爆発を解決する切り札は「培養肉」!?
2.代替技術が生み出す「もどき食材」の可能性
3.明日の食料資源不足を救うテクノロジーとは
4.「農」と「テクノロジー」が融合する未来図
5.世界が注目! 日本の魚生産イノベーション
6.新型コロナで加速する外食産業の大変革
7.スマート調理機器で、食卓がガラッと変わる!
8.健康と栄養バランスを守ってくれるヘルステック


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界の人口増加に伴う食料危機や、畜産のもたらす環境負荷の懸念、一次産業や外食産業の人手不足などから、最先端の技術を活用して「食」にイノベーションをもたらす「フードテック」が注目されている。
食は、私たちの命を支え、生活や文化にも深く関わる。その未来は、今後どうなっていくのだろうか。

本書は、急速に広がるフードテックの最前線について、肉や卵などの代替技術、農業、魚の生産、外食産業、調理機器、ヘルステックなどさまざまな切り口から、多くの実例をとりあげて紹介している。とくに開発競争の激しい代替たんぱく質の分野では、培養肉、代替肉、培養牛乳などの開発が進み、すでに市場に出回り始めているという。
今後は、これらの新しい食をいかに普及させるかが課題だが、ヴィーガンやベジタリアンからのニーズ、また米国のZ世代からの支持もあり、市場拡大が予想されているという。

監修者は宮城大学食産業学群教授。専門は分子調理で、関心は食の「アート×サイエンス×デザイン×テクノロジー」。著書に『「食べること」の進化史』(光文社新書)、『分子調理の日本食』(オライリージャパン)などがある。


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