『AOCジェネレーション ミレニアル世代はいかに力を獲得し、米国政治のルールを変えようとしているのか』
-最年少下院議員アレクサンドリア・オカシオ=コルテスの軌跡
The AOC Generation: How Millennials Are Seizing Power and Rewriting the Rules of American Politics
David Freedlander 著 | Beacon Press | 232p


1.サンディー
2.地区
3.彼女の革命
4.可能性のある左派
5.来るべき市民戦争
6.ストーリーテラーたち
7.グリーンな新世界


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本での知名度は低いが、米国で今、もっともその動向が注目されている若手政治家にアレクサンドリア・オカシオ=コルテス(AOC)連邦下院議員がいる。
民主社会主義者を公言する有色人種の女性であり、2018年の下院議員を決める中間選挙において、史上最年少となる29歳の若さで当選を果たした。

未邦訳の米国書籍である本書は、オカシオ=コルテス氏本人や関係者の発言などをもとにその足跡を追いながら、同氏を中心に巻き起こる米国の若い世代の政治ムーブメントの実情をリポートする。
1989年、ニューヨークのブロンクス生まれの父と、プエルトリコ出身の母の間に生まれ、労働者階級の家庭で育ったオカシオ=コルテス氏は、ボストン大学を卒業後、家計を助けるためにウェイトレスやバーテンダーとして働く。そして2016年大統領選の予備選挙に出馬したバーニー・サンダースに惹かれ、選挙運動のボランティアとなったのをきっかけに、政治の世界で頭角を現していく。

著者のデイビッド・フリードランダー氏はPolitico MagazineとNew York Magazineをはじめ、さまざまなメディアに政治、芸術、ニューヨークに関する寄稿を行っている。


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