『もしものためのペット専門医療』
中村 泰治 著 | 幻冬舎メディアコンサルティング | 200p | 990円(税込)
1.がん、認知症、生活習慣病……高齢化で、ペットの病気が増えている
2.専門科の治療にたどりつきにくい動物医療の現状
3.「高度・専門医療」がペットを救う
4.循環器科、整形外科、脳神経科……ペットを救う高度・専門医療の実際
5.ペットの存在がますます人々を支える時代へ――
【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。
人間社会では「高齢化」が問題となって久しいが、同じように高齢化に直面しているのがペット業界だ。ペットを家族の一員として大切に飼う文化が定着し、動物の寿命が大きく延びている。
これに伴い、動物が患う疾患が複雑化したり、治療が多様化し、それを受け入れる今日の動物医療に限界が見え始めたのだ。
本書では、人とペットの関係性の変化や市場の動向など、ペットの高齢化の背景にある事情を説明しながら、動物医療の世界で当たり前に行われている、1人の獣医がすべての疾患を診察・治療する「1人総合病院」状態を問題視。
現状に即した細やかで、適切な診療を行うためには動物医療の「高度化・専門化」が必要だと訴えている。
著者は獣医師、小滝橋動物病院グループ統括院長。積極的に専門外来を開設し、自身の動物病院グループ全体で年間3,000件を超える手術を行い高度な動物医療体制の構築をめざしている。
新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2021年12月22日まで)会員登録はこちらから
既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。
法人の会員はこちら
個人の会員はこちら