『インパクト投資入門』
須藤 奈応 著 | 日本経済新聞出版(日経文庫) | 230p | 1,100円(税込)


1.インパクト投資とは何か
2.インパクト投資の市場規模は? リターンを生み出しているのか
3.インパクト投資がなぜ今、本格化しているのか
4.どのようにしてインパクト測定・マネジメントが行われているのか
5.どのような投資家がどのように課題解決に貢献しているのか
6.どのようなインパクト企業があるのか
7.インパクト企業にとっての企業成長の形とは?


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

近年、企業の事業活動を評価する上で、その事業活動が社会や環境に与える正負の影響が、従来以上に重要になっている。
投資家による評価も同様で、金銭的なリターンと並行して、ポジティブで測定可能な社会的・環境的なインパクトを生み出すことを意図して行う「インパクト投資」への注目が高まっている。

本書は、インパクト投資について、欧米の状況を中心に、多くの事例をとりあげながら解説している。インパクト投資では、金銭的リターンを財務諸表などで可視化するのと同様に、社会的リターンも測定して可視化する必要がある。
可視化したリターン、すなわちインパクトを、管理、報告し、そのサイクルを回すことで、事業会社は取り組みを改善していくことができるという。

著者は、現在、アメリカを拠点にGSG国内諮問委員会や一般財団法人社会変革推進財団などでインパクト投資に関する調査研究に従事する。2005年に東京証券取引所(現日本取引所グループ)に入社。ペンシルベニア大学ウォートン校へMBA留学中、シンガポールの社会的証券取引所、インパクト・インベストメント・エクスチェンジ・アジアを支援した。


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