『レゴ』
-競争にも模倣にも負けない世界一ブランドの育て方
蛯谷 敏 著 | ダイヤモンド社 | 376p | 1,980円(税込)


序.レゴブロック その知られざる影響力
1.GAFAをしのぐ効率経営
2.誰も、レゴで遊ばない
3.「レゴスター・ウォーズ」の功罪
4.革新は制約から生まれる
5.ヒットのタネはファンが知っている
6.AI時代のスキルを育む
7.企業の戦略策定にもレゴ
8.会社の存在意義を問い続ける
9.危機、再び
解説 価値を生み続ける会社の条件 佐宗邦威(BIOTOPE代表)
付録 潜入! レゴ工場


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

デンマーク発世界的玩具メーカー「レゴ(LEGO)」。レゴブロックを愛好する膨大な数のファンの中にはグーグルの2人の創業者もおり、同社の起業時にはブロックをいじりながら新事業の構想を練っていたという。
「Google」のロゴに使われている赤、青、黄はレゴの基本ブロックから着想を得ているそうだ。

本書では、主にレゴの経営面にスポットを当て、身売りが囁かれるほどの経営危機から、玩具メーカー売上世界一、米調査会社のブランド信頼ランキングで2年連続トップに至る改革の成功要因を分析している。
レゴは、1980年代に主力商品であるレゴブロックの特許が切れて安価な類似商品が出回り、価格競争の波にさらされる。家庭用ゲーム機というライバルも現れ、売上が激減。そんな危機を救ったのは、COOに抜擢されたヨアン・ヴィー・クヌッドストープ氏が主導した「本来の価値を問い直す」戦略だった。

著者は、ビジネス・ノンフィクションライター、編集者。『日経ビジネス』の記者・編集者を経て、2012年に日経ビジネスDigital編集長。2018年7月にリンクトイン入社。現在はシニア・マネージング・エディターとして、ビジネスSNS「LinkedIn」の日本市場におけるコンテンツ統括責任者を務める。


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