『大学広報を知りたくなったら読む本』
谷ノ内 識 著 | 大学教育出版 | 184p | 1,430円(税込)


1.「大学広報」概論編
2.広報実践事例編
3.広報課題分析編
4.戦略広報編
5.広報トピック編 ―その時、広報はどう動いたか―


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本の大学では、旧帝大や早慶など一部の大規模あるいは高偏差値の大学ばかりがメディアに登場しがちだ。
高卒者の2人に1人が大学に進学する現代の高等教育を支え人材育成を担うそれ以外の大半の大学にとって、その存在や取り組みを社会に認知してもらうための「大学広報」とは何か、そしてどうあるべきか。

本書では、大阪府にある追手門学院大学を擁する学校法人追手門学院で広報課長を務め、「大学広報」の研究者でもある著者が、研究成果や各種データ、自校の実践事例などから、大学広報の現状と課題を分析。理論を押さえた上で、知名度や職員数、予算などが不足しがちな中堅大学が有効な広報活動を行うためのヒントを提供するとともに、日本における大学広報の考え方や今後の展望を提示している。
著者によると、日本の大学広報は、「入試広報」とイコールだった第1段階、メディア発信に力を入れるようになった第2段階を経て、「経営機能としての広報」が必要とされる第3段階(大学広報3.0)にあるという。

著者は学校法人追手門学院 理事長室広報課 課長、同志社大学嘱託講師。NHK記者を経て2006年から追手門学院専任職員、2015年から現職。専門は広報・PR論、ブランド論、経営組織論。


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