『メタバースとは何か』
-ネット上の「もう一つの世界」
岡嶋 裕史 著 | 光文社(光文社新書) | 248p | 902円(税込)


プロローグ メタバースとは何か?
1.フォートナイトの衝撃
2.仮想現実の歴史
3.なぜ今メタバースなのか?
4.GAFAMのメタバースへの取り組み


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

フェイスブックの「メタ」への社名変更のインパクトとともに、「メタバース」が注目トレンドワードとなっている。
インターネット上に構築された仮想世界を指し、ゲームやエンターテインメントのみならず、SNSに代わる交流や経済活動の場としても期待が集まる。どんな「新しい世界」が開けるのだろうか。

本書では、GAFAMと称される巨大テック企業もこぞって開発に前のめりなメタバースについて、その定義や形態、注目される理由、熱い視線を送る各企業の動向、日本企業の可能性などを網羅的に解説している。
発展前夜の過渡期ゆえにメタバースの定義は一様ではないが、本書では、現実とは異なる「もう一つの世界」をメタバースとし、現実とそっくりに構築する「疑似現実」であるデジタルツイン、あるいはミラーワールドと区別している。各社の取り組みはこの二つのタイプに分かれ、しばらくは両立しながら発展、普及していくだろうと著者は予測する。

著者は富士総合研究所勤務、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て、現在、中央大学国際情報学部教授。博士(総合政策)。


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