『ルールの世界史』
伊藤 毅 著 | 日本経済新聞出版 | 280p | 1,980円(税込)


1.ルールは「遊び」から始まった
2.期待と安心感――お金と「信用」のルール
3.拡散とコントロール――知財の創造ルールで産業を振興する
4.巻き込みと役割分担――イノベーションを巡るルール対決
5.アシストと放任――企業を成長させるルール
6.インターネットがルールメイキングを変えた
7.ルールの一生


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

グローバルビジネス、SDGsなどの社会課題、テクノロジー、経済安全保障などに関する「ルールメイキング」が注目されている。複雑化する一方の現代社会において理想や目的への道筋をつけるには、適切な「ルール」の作成と運用が欠かせない。
では、これまで我々はどのようにルールを扱ってきたのだろうか。

本書では、中世から現代までの、欧米を中心とする、スポーツや産業、ビジネス、金融などにおけるルールにまつわる歴史を辿り、ルールの本質やルールメイキングのあるべき姿を明らかにしている。
中世社会では宗教や道徳が唯一のルールだったが、宗教改革や産業革命を経て新しいルールづくりやルールの変更、複数のルールの併存が可能になった。そしてインターネットはルールメイキングのあり方を大きく変えることになった。

著者は弁護士で、フレックスコンサルティング代表取締役。1999年に弁護士登録、外資系法律事務所等を経て、ルールメイキング/スキームメイキングに特化したフレックスコンサルティングを創設。民間企業の戦略立案支援のほか、国の政策立案支援等にも多数従事している。


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