イノベーション創造戦略
ビジャイ・ゴビンダラジャン 著 | 葉田 順治 監訳/竹林 正子 訳 | ダイヤモンド社 | 344p | 2,200円(税込)


1.イノベーションに導く「三つの箱」
2.未来を創造する
3.過去を捨て去れ
4.現在を管理する
5.「三つの箱」のバランスを維持する
6.革新的なイノベーション


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

大企業が持続的成長を続けるためには、「現在」の事業の改善を行いながら、同時に「未来」のイノベーションに取り組む「両利き」の経営が必要という考え方はよく知られている。既存事業と将来的な事業の創出を並行して行う重要性を指摘する説だが、これを実践するには、「過去」を忘れる必要があるという。

本書において著者は、組織のイノベーション・ツールとして「三つの箱の解決法」と名付けるシンプルな手法を開発し、複数のグローバル企業の豊富な実例を紹介しながら、その内容を詳述している。「三つの箱」とは、「現在を運営する」「過去を忘れる」「未来をつくる」を表し、これら三つのバランスをとるために、リーダーには、求められる行動様式があるとする。
ダイジェストでは、インドで鉄鋼、自動車、金融事業などを手がけるマヒンドラ・グループのアナンド・マヒンドラ氏のリーダーシップに関する部分を中心に取り上げた。

著者は、ダートマス大学タック経営学大学院コックス寄付基金教授、ハーバード・ビジネス・スクールのマービン・バウワー・フェロー。世界有数の戦略とイノベーションの専門家であり、ピーター・ドラッカーやクレイトン・クリステンセンと並ぶ、同スクールの十大教授の一人に挙げられる。


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