『海底撈 知られざる中国巨大外食企業の素顔』
山下 純 著 | 徳間書店 | 192p | 1,650円(税込)


1.「海底撈」とは何者か
2.稀代の戦略家で経営思想家
3.農村出身者のチャイナドリーム
4.海底撈の「変態級接客サービス」
5.日中共同プロジェクトで人も会社も進化する


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本にも店舗を展開する、中国の火鍋料理チェーン店最大手「海底撈(かいていろう)」。1994年の創業以来拡大を続け、2021年現在、アジア首位の外食チェーン店だ。
中国国内に約1,500店舗を展開するほか、欧米にも進出、時価総額は一時5兆円を超えた。しかし、日本では、その実態はほとんど知られていないようだ。

本書では、パナソニックで海底撈との合弁企業の総経理を務めた経験をもつ著者が、海底撈創業者の張勇(ジャンヨン)氏をはじめとする経営陣、現場スタッフなど多くの人たちと仕事をする中で知った、同社の強さの秘密を紹介している。
徹底して顧客に寄り添う「変態級接客サービス」や、自動化技術を駆使したスマートレストランなど、独自のサービスや戦略が成功につながっているようだ。

著者は、パナソニックに在籍。1999年に松下電器産業(現パナソニック)に入社し、2012年に国際大学でMBAを取得。2017年から2020年にかけて、海底撈グループとの協業事業の立ち上げに参画。合弁会社の初代総経理を務め、現地で陣頭指揮を執った。中国駐在は通算15年。2021年3月に9年ぶりに中国から帰国した。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2022年3月24日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら