『アマゾンの最強の働き方』
-Working Backwards
コリン・ブライアー/ビル・カー 著 | 紣川 謙 監訳 | 須川 綾子 訳 | ダイヤモンド社 | 504p | 2,420円(税込)


はじめに ── アマゾンの仕組みのすべて
1.土台 ── 「プリンシプル」を心に刻む
2.採用 ── 「バー・レイザー方式」で厳選する
3.組織 ── 「シングルスレッド・リーダー」が率いる
4.コミュニケーション ── 「6ページ」で伝える
5.ワーキング・バックワーズ ── 「理想的な顧客体験」からスタートする
6.評価指標 ── アウトプットより「インプット」を見る
7.キンドル ── 決断したら「迅速」に行動するのみ
8.プライム ── 「顧客へのこだわりと長期的思考」を貫く
9.プライム・ビデオ ── 「サブスクリプション」の難題を解く
10.AWS ── 「ワーキング・バックワーズ」で成功をつかむ
おわりに ── アマゾンという企業を超えて


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界最大のECサイトを運営するにとどまらず、数多くの型破りなイノベーションで「顧客第一主義」を貫くアマゾン。その「強さ」や戦略についてはさまざまなメディアで分析されているが、内部の者にしかわからないこともあるだろう。
実際、同社の社員たちはどのような規範や仕組みのもとで働いているのだろうか。

本書では、アマゾン創業者のジェフ・ベゾス氏を支え、数々の事業開発に携わった二人の著者が、アマゾン社員のプリンシプル(行動規範)、採用方法、チーム運営やリーダーシップ、仕事術や思考法などを網羅的に紹介するとともに、キンドル、プライム、プライム・ビデオ、AWSといったイノベーションが生まれた経緯を詳細に語っている。
とくに有数のすぐれた方法論として紹介される「シングルスレッドのリーダーシップ」は、チーム間の調整やコミュニケーションを省き、スピーディーなイノベーションや事業開発を実現するものとして注目すべきものだ。

著者の二人は、ワーキング・バックワーズ合同会社の共同設立者。コリン・ブライアー氏はアマゾンでバイスプレジデントなど経営リーダーの一員として活躍。「ジェフの影」とも呼ばれる、CEO付きテクニカル・アドバイザーとして経営参謀を務めた。ビル・カー氏はデジタルメディア担当バイスプレジデントとして、グローバルなデジタルメディア事業の立ち上げ、発展に貢献した。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2022年4月5日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら