『ロシアの化粧品王 アンドレイ・トゥルブニコフ』
Бизнес против правил
Aleksey Belyakov 著 | Alpina Publisher | 232p


1.おもちゃを並べる
2.「おばあちゃん」を生み出す
3.靴を見る
4.悪者でいる
5.資料を捨てる
6.ハーブを育てる
7.「盗め!」
8.ラクダを作り出す
9.熊を放つ
10.ニッチ市場を探索する


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本ではあまり知られていないが、2022年5月現在、ロシアや東欧を中心に53店舗を展開し、ロシア発のオーガニック化粧品ブランドとして有名なのが「Natura Siberica」である。
そして、輸入業から転身しゼロから化粧品ビジネスを立ち上げ、同社を創業したのが、アンドレイ・トゥルブニコフ(1960-2021)だ。

未邦訳のロシア語書籍である本書は、アンドレイ・トゥルブニコフのビジネス手腕と、Natura Siberica発展の歴史を紹介するビジネス・ノンフィクションである。
シベリア産ハーブなどの天然素材を使用し、「アガフィヤおばあちゃん」といった親しみやすいキャラクターを生み出して展開することで人気を得た後、ロシアにはまだ広まっていなかったオーガニック化粧品にいち早く着目。ロシア市場を開拓するとともに、シベリアのイメージを生かすなどの戦略で海外展開を果たした。

著者のアレクセイ・ベルヤコフ氏は、ロシア人作家、ジャーナリストで、Vogueなどに寄稿している。


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