『ナイキ 最強のDX戦略』
白土 孝 著 | 祥伝社 | 304p | 1,870円(税込)


1.コロナ危機とナイキ
2.驚異的なリバウンド
3.DX戦略の道のり
4.リセール市場とNFTスニーカー
5.「アスリート資本」とナイキのメッセージ
附.私とナイキ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

シューズを中心にグローバルに展開する米国発の巨大スポーツブランド、ナイキ。ニューヨークダウ平均株価を構成する30銘柄の一つでもある同社は、コロナ禍の影響で一時業績不振に陥るが、その後急伸、2021年11月には株価が過去最高値を記録した。
その強さの要因は独自のデジタル戦略にあったようだ。

本書では、コロナ危機を乗り越えるカギとなったナイキのDX(デジタルトランスフォーメーション)を読み解き、同社のマーケティングをはじめとする卓越したビジネスモデルと経営戦略に迫っている。2016年頃から本格化したナイキのDXの中核にあるのは自社アプリを使い消費者との強固なつながりを構築するというものだ。
同社のアプリは単にオンラインで商品を購入するためのものではなく、トレーニングメニューの提供や、購入のゲーミフィケーション(ゲーム化)で楽しめるものになっている。また、最新技術であるNFTを活用し、まったく新しい再販市場を成立させる構想もあるという。

著者は、中小企業のデジタル化支援のコンサルティング会社「LINK496」代表、株式会社鍋久取締役。株式会社チヨダ取締役、株式会社マックハウス代表取締役社長等を経て、2019年にLINK496を設立。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2022年6月16日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら