『ERROR FREE 世界のトップ企業がこぞって採用したMIT博士のミスを減らす秘訣』
邱 強 著 | 牧髙 光里 訳 | 文響社 | 312p | 1,925円(税込)


はじめに──失敗から学んだ教訓
1.エラーを起こさないことこそが成功のカギ
2.エラーフリー思考
3.人間の性質を理解する
4.エラーフリーがもたらす幸福と成功
5.知識型エラー──意思決定者の悪夢
6.規則型エラー──企業が最も犯しがちな過ち
7.スキル型エラー──こんなことがなぜ起こる!?
8.設備はなぜ事故を起こすのか
9.エラーフリー企業を創造する
10.機会とイノベーションのマネジメント
結論 さあ、エラーフリー思考を始めよう


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

人間の判断や行動に起因する事故や事件、トップや社員のミスによる企業の衰退や消滅などは、歴史上枚挙にいとまがない。
「人間はミスを犯すもの」という見方もあるが、人命や大損害、企業倒産などにつながるヒューマンエラーはなくすべきものといえる。しかしながら本当になくすことはできるのだろうか。

本書は、著者が率いる専門家チームが約30年の歴史とビッグデータから導き出した、「エラーが起こり得ない状態」を実現するための「エラーフリー戦略」を詳説。歴史上、あるいは現代のビジネス界で起きたヒューマンエラーの顛末を豊富に事例として用いながら、エラーの分類とそれらへの対処法について述べている。
もっとも発生しやすいヒューマンエラーは「知識型エラー」と呼ばれるもので、その原因には意思決定者が陥る5つのマインドセットがあるのだという。

著者は清華大学を卒業し、マサチューセッツ工科大学(MIT)で機械と原子力エネルギーの研究で博士号を取得。MIT専門家を主軸とするチームを率いて、エラーフリー思考とエラーを防ぐメソッドの研究開発に携わっているほか、1987年にエラーフリー会社を設立した。


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