『生命機械が未来を変える』
-次に来るテクノロジー革命「コンバージェンス2.0」の衝撃
スーザン・ホックフィールド 著 | インターシフト | 264p | 2,530円(税込)


はじめに 生物学と工学のコンバージェンス
1.未来はどこから来るのか
2.エネルギー革命>ウイルスが育てるバッテリー
3.浄水革命>タンパク質マシンを水フィルターに
4.医療革命>がんを早期発見・治療できるナノ粒子
5.身体革命>脳を増強し身体の動きを取り戻す
6.食料革命>地球のすべての人々に食料を
7.コンバージェンス2.0を加速せよ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2004年、マサチューセッツ工科大学(MIT)は同校初の女性学長として、神経科学者のスーザン・ホックフィールド氏を選出した。
同氏が2012年までのMIT学長時代に推進したのは「コンバージェンス(集約)2.0」と名づけられた、生物学と工学を集約することによるテクノロジー革命だった。どのようなものなのか。

本書では、ホックフィールド氏(現・MIT名誉学長)が、世界の科学技術研究をリードするMITが推進するコンバージェンス2.0の概要と、その成果である次世代テクノロジーの数々を、それらが誕生する経緯を含めて具体的に紹介している。
ウイルスによって作られるバッテリー、タンパク質ベースの水フィルター、がんの検出と治療に役立つナノ粒子、脳によって駆動される義肢などの斬新な技術は、いずれも現在地球が直面するさまざまな課題の解決に寄与するものだ。

著者のホックフィールド氏は、MIT名誉学長、神経科学教授のほか、MITのコーク統合がん研究所、エネルギーイニシアティブのメンバー、MITスローン経営大学院のワーク&オーガニゼーションスタディーズ共同教授でもある。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2022年7月28日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら