『中国の世界的投資会社 復星国際の戦略』
-“中国のウォーレン・バフェット”郭広昌の歩み
Guo Guangchang & Fosun-International: A Business and Life Biography
Guo Hongwen 著 | LID Publishing | 224p


1.貧しくとも志を高く持ち、勉学に励む
2.4年間学んだ大学で優秀な成績を収めたのち、起業へ
3.船出した復星国際は、ビジネス・イノベーションの新時代を切り開く
4.礎を築き、チャンスをつかむ
5.多角経営で、知恵を絞って伝説的なビジネスを実現
6.技術革新を進め、長期的な投資で成功
7.海外に進出し、グローバル戦略を推進
8.サッカーを皮切りとした、ヨーロッパ市場における着実な戦略
9.企業発展の原動力は良い製品を作ること
10.社会貢献のため、公共の福祉にコミットメントを持つ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本ではあまり知られていないが、1990年代以降、中国の経済発展の原動力の一つとなった、国際的に投資事業を展開する民間企業がある。復星国際(フォースン・インターナショナル)だ。
創業者で現会長の郭広昌氏は「中国のウォーレン・バフェット」とも呼ばれる。その世界戦略はいかなるものなのだろうか。

未邦訳の英国書籍である本書は、復星国際の世界進出の内幕を明かす、郭広昌氏の評伝。
1967年に浙江省の貧しい農村で生まれた郭氏は、勉学に励み、上海にある国立総合大学の復旦大学に入学。同大学で教員の職を得るが、中国の急速な経済発展を見越して起業を決意し、1992年、「復星国際」の前身となる企業を友人らとともに設立。やがて、保険、製薬、不動産など多分野に進出し、2021年時点の売上高約1600億元、総資産約8000億元を誇る、中国有数の複合企業へと成長させた。

著者のグオ・ホンウェン氏は、中国を代表する伝記作家で中国作家協会会員。中国の有名企業内部の仕組みに切り込み、これまでに執筆した伝記は20冊以上にのぼる。


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