『ブランドカルチャライズ』
久保山 浩気/川崎 訓 著 | クロスメディア・パブリッシング | 232p | 1,738円(税込)


1.ブランドカルチャライズとは
2.現地のバックグラウンドを理解する
3.市場とターゲットを理解する
4.ブランドの表現を調整する
5.コミュニケーション戦略のカルチャライズ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

新興国の技術力が向上し、かつての高度経済成長時代のように、日本製品が高品質・低価格というだけでは勝負ができなくなっている。
メイド・イン・ジャパンがブランドになりづらい今日、海外進出の際には、現地消費者の嗜好やニーズ、流行に合わせたブランド展開が必要だ。具体的にどうしたらいいのだろうか。

本書では、海外の消費者の「知覚」に合わせて商品・サービスやその売り方を調整することを「ブランドカルチャライズ」と呼び、著者らが携わったマーケティングプロジェクトを含む豊富な事例を紹介しながら、その考え方や実践方法を解説している。
世界的にヒットしたアニメ映画の日本版では、劇中に登場する物やスポーツなどを日本人に馴染みのあるものに変えるなど、きめ細かな調整(カルチャライズ)を行っているという。それをブランドマーケティングに応用したのが「ブランドカルチャライズ」だ。

著者の久保山浩気氏はbalconia Shanghai ltd.総経理。IMJ(現アクセンチュア)の事業部長、米系ブランディングファームのアカウンティングディレクターなどを経て現職。川崎訓氏はbalconia Shanghai ltd.副総経理。インテージ・ホールディングスの中国事業統括を経て現職。


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