『アメリカのスポンサーシップ戦略に学ぶスポーツマーケティング』
-脱メディアバリューから社会課題解決に向けたスチュワードシップへの転換
川上 祐司 著 | 晃洋書房 | 202p | 2,310円(税込)


1.スポーツスポンサーシップとは
2.スポーツスポンサーシップの目的
3.スポーツスポンサーシップビジネス
4.スポーツスポンサーシップの歴史
5.マーケティングセオリーとストラテジー
6.スポンサーシップ効果測定
7.マーケティングフレームワーク
8.スポーツスポンサーシップ事例と動向
Diary コロナ禍にみる日本とアメリカのスポーツ環境の違い
9.スポンサーシップとスポーツ文化


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

NPBやJリーグなどプロスポーツリーグの収益構造には、入場料や物品販売、放映権料の他に、スポンサーシップがある。企業がお金を出し、競技場内の看板やユニフォーム、ネーミングライツによりスタジアムの名称に社名を入れるなどが一般的だ。
アメリカではスポンサーシップの機能に変化が見られるという。

本書では、主にアメリカの4大プロスポーツリーグ(アメリカンフットボールのNFL、ベースボールのMLB、バスケットボールのNBA、アイスホッケーのNHL)におけるスポンサーシップにスポットを当て、最新の傾向やマーケティング戦略などを事例とともに解説。
2021年、シアトルにオープンした新アリーナには、同地に本社のあるアマゾンが投資し、ネーミングライツ契約を結んだが、同社は名称に「アマゾン」や同社のサービス名を入れなかった。「クライメット・プレッジ・アリーナ」という気候変動問題への対策を謳ったものにしたのだという。

著者は帝京大学経済学部教授。株式会社オンワード樫山に入社し、アメリカンフットボールの名門オンワードオークスに入部、選手として活躍した。その後富士通株式会社広報IR室と宣伝部にてスポーツマーケティング全般に携わり、筑波大学大学院、東洋学園大学などで非常勤講師を経て現職。


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