『「不可能」へ挑む。 ノーベル物理学賞受賞者たちの信条』
Into the Impossible: Think Like a Nobel Prize Winner
Brian Keating 著 | Lioncrest Publishing | 176p


1.アダム・リース:星を見つめる人
2.レイナー・ワイス:機械いじり愛好家
3.シェルドン・グラショー:核形成器
幕間 科学的方法
4.カール・ワイマン:教師の教師
5.ロジャー・ペンローズ:特異な知性
6.ダンカン・ホールデン:錬金術師
7.フランク・ウィルチェック:美しい心
8.ジョン・マザー:協力者
9.バリー・バリッシュ:慈愛あふれる姿


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2022年10月4日、例年通りノーベル物理学賞の受賞者が発表された。受賞者は、量子情報科学の開拓につながる貢献をした、アラン・アスペ氏、ジョン・クラウザー氏、アントン・ツァイリンガー氏の3人。
物理学者は「気難しい」「孤高の天才」などのイメージをもたれがちだが、その実はどうなのだろうか。

未邦訳の米国書籍である本書は、これまでにノーベル物理学賞を受賞した欧米の研究者9人のインタビュー集。宇宙論を研究する物理学者である著者自身がインタビューを行い、9人それぞれのノーベル賞受賞につながった研究の背景や、各人の思考や心理、信条を含む人物像を明らかにしている。
なお、ダイジェストでは、アダム・リース氏、シェルドン・グラショー氏、カール・ワイマン氏という3人の物理学者を取り上げるが、いずれもノーベル賞受賞理由となった研究内容の記述は割愛している。

著者のブライアン・キーティング氏は、カリフォルニア大学サンディエゴ校の教授(物理学)。宇宙マイクロ波の研究を専門とし、宇宙の起源や進化を調べる研究を行う傍ら、執筆活動を続けている。


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