『日立建機第2の創業へ』
-世界の現場をオレンジ色に
岡田 晴彦 著 | ダイヤモンド・ビジネス企画 | 222p | 1,760円(税込)


1.日立建機の「ネクストステージ」
2.サービスソリューション「ConSite」誕生
3.疾走する静かなる巨大精密電子機器―マイニング建機開発最前線
4.建設機械の完全自動化への挑戦
5.世界市場とリンクした生産体制の再構築へ
6.世界標準の働き方改革への挑戦―グローバル人財の開発
7.アメリカという「ニューフロンティア」


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本企業の中でもグローバルな「現場力」に優れた業界に建設機械業界がある。特に、成長著しい新興国の開発現場での需要が高まっている。
泥臭い「現業」のイメージが根強い業界ではあるが、近年では、生産性や安全性、迅速な修理・メンテナンス対応へのニーズから、ICTの活用が不可欠になっているようだ。

本書は、建設機械大手4社の一つ(他はコマツ、クボタ、豊田自動織機)、日立建機による、時代に対応した「挑戦」の数々を、同社トップをはじめとする関係者への取材をもとにレポートする。
2022年に日立建機は、二つの大きな変化を経験した。一つは、34年間業務提携を続けてきた米農機・建機大手、ディア・アンド・カンパニーとの提携解消。もう一つは、日立製作所の連結対象から外れ、子会社ではなくなったことだ。いずれもネガティブに捉えられかねない変化ではあるが、実際には、デジタル化を進め、真のグローバル企業に進化するために必要な、前向きな変化なのだという。

著者は、ダイヤモンド・ビジネス企画の取締役編集長。20年以上にわたって数多くの企業を取材し、全日空、日立造船、日本触媒などの企業を取材、過去13冊の書籍を執筆している。


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