『切手デザイナーの仕事』
-日本郵便 切手・葉書室より
間部 香代 著 | グラフィック社 | 192p | 1,980円(税込)


1.玉木明
2.中丸ひとみ
3.貝淵純子
4.星山理佳
5.切手・葉書室長 利根川敦
6.丸山智
7.山田泰子
8.楠田祐士
9.吉川亜有美
切手デザイナーの机


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

時代とともに「手紙」というコミュニケーション手段を選ぶ人が減り、封筒に貼られる郵便切手を見る機会もあまりなくなってきた。さらにかつては「趣味の王様」と言われた切手収集の流行も途絶えたが、今でも「小さな美術品」としての切手の魅力は減じていない。
どんな人が作っているのだろうか。

本書では、日本にたった8人しかいない「切手デザイナー」という仕事にスポットを当てる。現在、日本郵便の切手・葉書室という部署に所属する8人全員にインタビューを敢行。各々のプロフィールや実績を紹介しながら、彼ら彼女らの仕事観に迫っている。
8人は専攻はさまざまだが全員が美術系大学の出身。入社のきっかけは紹介もあるが、日本郵便社内からの異動や公募のケースもある。8人は1年に約40件発行されている特殊切手や、普通切手、葉書の切手枠などの企画や調査・取材から関わり、実際のデザイン、校正までを手がける。自ら絵を描くことも多く、8人の個性、デザインの方向性はそれぞれ異なる。

著者は愛知県出身。コピーライターを経て作家となる。著書に『よろしくパンダ広告社』(学研プラス)などがある。なお、ダイジェストでは、2人のデザイナーを取り上げている。


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