『腰痛世界の歩き方』
高橋 弦 著 | 幻冬舎メディアコンサルティング(幻冬舎ルネッサンス新書) | 290p | 990円(税込)


1.痛みのしくみ
2.心はどこに?~意識の研究~
3.主観と客観~痛みの診療における観点~
4.運動器の痛み~実際の痛み~
5.腰痛~その壮大な世界~
6.腰痛の検査~何を探ろうとしているのか?~
7.腰痛の治療~疼痛科学からみた位置付け~
8.腰痛の治療者たち~“あなたの先生”が考えていること、やっていること~(別題:腰痛世界の歩き方)


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

日本人の「国民病」と言われ、厚生労働省の「国民生活基礎調査」によると、症状を自覚する人がもっとも多い病気、「腰痛」。
慢性化した辛い腰痛は、仕事のパフォーマンスや日常生活に支障をきたすことになる。さまざまな原因が考えられる腰痛には、いくつもの治療法が存在するが、なぜ治療に満足する人が少ないのだろうか。

本書では、「痛みのプロ」である整形外科クリニックの医師が、「痛み」のしくみから、腰痛治療の実際までを解き明かし、効果のある治療法を探し求め「腰痛世界」で迷子にならないようアドバイスを送っている。
腰痛に限らず「痛み」は本質的には主観的なものであり、腰部の構造やどの部位が損傷しているかなどの客観的な事実を、ほとんどの患者は知り得ない。医師をはじめとする痛みの治療者は、そうした「主観」と「客観」の両方の観点を持つべきだとしている。

著者は、山王整形クリニック(千葉市稲毛区)診療所長を務める。日本運動器疼痛学会理事、日本疼痛学会代議員。


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