『AFTER STEVE アフター・スティーブ』
-3兆ドル企業を支えた不揃いの林檎たち
トリップ・ミックル 著 | 棚橋 志行 訳 | ハーパーコリンズ・ジャパン | 496p | 2,640円(税込)


1.ワン・モア・シング
2.芸術家(アーティスト)
3.業務執行人(オペレーター)
4.必要な男
5.強固な決意
6.はかないアイデア
7.可能性
8.イノベーションを起こせない
9.クラウン
10.商談
11.華麗なるデビュー
12.プライド
13.流行遅れ
14.フューズ─融合
15.金庫番たち
16.セキュリティ
17.ハワイの日々
18.煙
19.50歳のジョニー
20.政権交代
21.機能不全
22.10億のポケット
23.イエスタデイ


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2022年初頭に時価総額が世界の上場企業で初めて3兆ドルを突破、世界ブランドランキングで10年連続1位を誇る巨大企業アップル。
カリスマ的指導力を発揮した前CEOで共同創業者のスティーブ・ジョブズを2011年に喪った痛手をものともせずに、成功街道を走ってきたようにも思えるかもしれないが、実際はどうだったのだろうか。

本書は、スティーブ・ジョブズの死後、CEOを継ぎ手腕をふるったティム・クック氏と、デザインの責任者を任されたジョニー・アイブ氏の二人を主人公として、アップルの足跡を追ったビジネス・ノンフィクション。
iPhoneで大成功を収めたアップルは、イノベーションを牽引したジョブズの死後、ビジネスをクック氏に、同社の中核をなす「製品デザイン」をアイブ氏に託した。アイブ氏はそれを受けてスマートウォッチApple Watchを開発、ヒットをもたらす。クック氏は、製品よりも音楽配信のアップルミュージック、クレジットカードなど、サービスに重点を置くことに活路を見出し、株価を急騰させる。だが、この二人の「違い」が、さまざまな誤算と不協和音を生むことに。

著者は、ニューヨーク・タイムズのアップル担当テクノロジー記者。前職のウォール・ストリート・ジャーナルではアップル、グーグルほかシリコンバレーのテック系大企業を数多く担当した。


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