『聞く技術 聞いてもらう技術』
東畑 開人 著 | 筑摩書房(ちくま新書) | 256p | 946円(税込)


聞く技術 小手先編
1.なぜ聞けなくなるのか
2.孤立から孤独へ
聞いてもらう技術 小手先編
3.聞くことのちから、心配のちから
4.誰が聞くのか


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

職場や、家庭などプライベート空間での悩みやストレス、トラブルの原因の多くは「人間関係」なのではないだろうか。
相手に話を聞いてもらえない、あるいは逆に相手から話を聞けない(話してもらえない)といった、入口からコミュニケーションが閉ざされているケースもある。どうすればいいのか。

本書では、カウンセリングルームで日々「人の心」と向き合う臨床心理士が、「聞く」「聞いてもらう」というコミュニケーションの本質に迫り、より良い人間関係を築くためのヒントを提供している。
「眉毛にしゃべらせよう」「奥義オウム返し」「7色の相槌」といった「聞く技術」、「隣の席に座ろう」「一緒に帰ろう」「ワケありげな顔をしよう」などの「聞いてもらう技術」を、いずれも“小手先”の技術として紹介。それらをきっかけにして、相手と理解し合い、つながりをつくるためにどうするかを深く考察する。

著者は1983年生まれの臨床心理士。白金高輪カウンセリングルーム主宰。臨床心理学、精神分析、医療人類学を専門とする。『野の医者は笑う―心の治療とは何か?』(誠信書房)、『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』(新潮社)など著書多数。


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