『ドキュメンタリーの舞台裏』
大島 新 著 | 文藝春秋 | 240p | 1,650円(税込)


1.ドキュメンタリー制作の実際
2.フジテレビにて
3.フリーランスのディレクターから、会社設立
4.映画に挑む
5.『なぜ君は総理大臣になれないのか』と『香川1区』
特別篇 先人たち


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

『情熱大陸』(MBS)、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ)といったドキュメンタリー番組には根強い人気がある。また、近年では日本で製作されたドキュメンタリー映画が海外で高く評価されるケースも出てきている。
それらの作品は、どのようなプロセスで世に送り出されているのだろうか。

本書では、映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』の監督、『ぼけますから、よろしくお願いします。』のプロデュースなどで知られるドキュメンタリー作家、大島新氏が、自らの制作過程を軸に、ドキュメンタリーがいかに作られているかを明らかにしている。
クリエイターが何もないところから創造するテレビドラマや劇映画とは異なり、ドキュメンタリーは現実をどのように切り取るかが作品の優劣の決め手となる。作品のタイプにもよるが、台本はないことが多く、アバウトな構成のみで取材に入り、現場での想定外の事件なども取り入れながら作り上げていくようだ。

著者は1969年神奈川県生まれ。フジテレビを経て99年フリーとなり、MBS『情熱大陸』、NHK『課外授業ようこそ先輩』など数多くの番組を演出・プロデュース。2009年映像制作会社ネツゲン設立。映画監督、大島渚氏のご子息。


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