『Web3とは何か』
-NFT、ブロックチェーン、メタバース
岡嶋 裕史 著 | 光文社(光文社新書) | 384p | 1,056円(税込)


プロローグ 新たなバズワード登場?
1.ブロックチェーン
2.NFT
3.メタバース
エピローグ 幻想のWeb3


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

時代の新しい動きとして、言葉そのものは広まっているものの、その定義が不明確な概念が最近多い。「Web3」もその一つだ。
インターネットの新しい形態で、メタバースやNFTなどが関係しているらしい、というくらいの理解は進んでいるが、実際にはどのように発展し、いかなるインパクトを社会に与えるのか。

本書では、「次世代のインターネット」とも言われる「Web3」の実態を、主に一般の理解と広まり方に対する懐疑的な観点から解き明かしている。
Web3は、前段階のWeb1.0、2.0とは異なり、ブロックチェーンを基盤技術としている。Web3の重要なポイントは「巨大IT企業などの支配からの個人の解放」といえるが、現状のブロックチェーンやNFTでは、巨大IT企業の代わりに取引所が力や権限を持っており、個人の解放からはほど遠いのだという。

著者は中央大学国際情報学部教授。博士(総合政策)。富士総合研究所勤務、関東学院大学経済学部准教授・情報科学センター所長を経て、現職。『メタバースとは何か』(光文社新書)など著書多数。


新規会員登録(無料)をすると本ダイジェストの続きをご覧いただけます。(2023年2月22日まで)会員登録はこちらから

既にSERENDIP会員の方は本ダイジェスト全文を下記から閲覧いただけます。

法人の会員はこちら

個人の会員はこちら