『社内でユニコーンを育てよう』
-既存企業がスタートアップのようにゲームチェンジを行う方法
Linda K. Yates 著 | Harvard Business Publishing | 336p


はじめに 神話の向こうへ 内なるユニコーンを解き放て
1.始動
2.ベンチャーを立ち上げる
3.成長を習慣化する
結論 内なるユニコーンを解き放て


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「スタートアップ」という言葉が、すっかり日本でも定着してきた。例えばUberやAirbnbなど、それまで世になかったようなビジネスアイデアを実現するのはスタートアップ、というイメージがないだろうか。
しかし、既存の企業でも社内ベンチャーというかたちでスタートアップに負けない新規事業を立ち上げられる。

米国のハーバードビジネスパブリッシングが刊行した未邦訳書籍である本書は、既存の企業が、社内にベンチャー支援組織を設置し、連続して複数の社内ベンチャーを立ち上げ成功させる手法と考え方を説く実践的ガイドブック。
「社内ベンチャーは失敗しがち」と思われることが多く、実際に成功率がスタートアップより低いことを示す統計データもある。しかし、それは社内ベンチャーがスタートアップと同じ方法で新規事業を立ち上げられると思われているからと著者は指摘する。既存企業は、人材や資本、成功経験などの面でスタートアップより優位にあることを踏まえ、それを活かして社内ベンチャーを立ち上げる仕組みを作ることができるのだという。

著者のリンダ・K・イェーツ氏は世界的企業のベンチャー設立を支援するMach49の創設者兼CEO。サイベース(現SAP)の元取締役で、グローバル戦略、企業設立、イノベーション推進において豊富な経験を持つ。


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