『田坂広志 人類の未来を語る』
-未来を予見する「12の洞察」
田坂 広志 著 | 光文社 | 416p | 1,980円(税込)


1.未来を予見する「十二の洞察」
2.未来を予見する「五つの法則」
3.人類が直面する「五つの危機」


【イントロダクション】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

高度に複雑・混迷化する一方の現代世界は、パンデミックを経てますます予測困難となっている。そんな中「欧州最高の知性」と呼ばれるジャック・アタリ氏の未来予測などが注目されたが、そのアタリ氏が称賛を贈る日本人思想家がいる。田坂広志氏だ。
弁証法を基に未来を予見するその手法と洞察とはいかなるものか。

本書は、ベストセラーを含む100冊超の著書を持つ多摩大学大学院 田坂広志名誉教授が、18世紀ドイツの哲学者ゲオルク・ヘーゲルの説いた「弁証法」をツールに、人類が向かう未来を大局的に「予見」。「『螺旋的プロセス』による発展」といった諸法則や、パンデミック、AI、遺伝子工学、資本主義などをテーマに、未来社会を深考している。
「高度な複雑系」として「生命的システム」の特徴を持ち、あたかも「意志」があるかのように動く現代社会を良い方向に動かすには「合理的利他主義」が重要になるのだという。

著者は1951年生まれ。日本総合研究所の設立に参画、取締役等を歴任し、2000年多摩大学大学院の教授に就任する(現在、同大学院名誉教授)。同年シンクタンク・ソフィアバンクを設立し、代表を務める。2008年世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Agenda Councilのメンバーに就任。


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