Connectography : Mapping the Future of Global Civilization
Parag Khanna 著 | Random House | 512p


1.必然としての「つながり」
2.必然としての権限委譲
3.接続性確保の戦い
4.国家からノードへ
5.グローバル社会に向けて


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

市販の世界地図を眺めたところで、現代の複雑な世界情勢を知ることはできない。そこに描かれているのは山地や砂漠、河川などの地形や都市の位置、そして「国境」だけだからだ。では、この地図に、道路や鉄道、原油や天然ガスのパイプライン、インターネット接続網などの線を描き入れたらどうだろう? 国境で区切られた国家同士の関係とは別の「つながり」が見えてくるはずだ。本書では、そうした「つながり」を加えた地図を「コネクトグラフィー」と呼び、具体的事例を散りばめながら、それを使って現代の混沌とした世界情勢を読み解く手法を紹介。そしてこうした「つながり」によってグローバル社会がどのように変化していくかを論じている。著者はインド生まれのグローバルストラテジストで、コンテンツブランディングを扱うFactotumの共同創立者兼CEO。CNNのグローバルコントリビューター、シンガポール国立大学公共政策大学院プログラムの上級主任研究員も務めている。


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