寺島 実郎 著 | NHK出版 | 240p | 1,600円(税別)

はじめに 「全体知」としての英国理解への挑戦
1.英国との出会い
2.ユニオンジャックの矢の中核基点として
3.ユニオンジャックの矢がつなぐもの
4.ブレグジットをもたらしたもの
5.英国史の深層
6.日本と英国
7.EU離脱後の英国の進路
おわりに 英国への思い

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2016年6月の国民投票において英国はEU(欧州連合)からの離脱(ブレグジット:Brexit)という判断を下した。現在、テリーザ・メイ首相のもと調整が進められている。そうした話題も含め、かつて大英帝国として世界に覇権を誇示してきた過去に比べ、さまざまな面で英国が凋落しつつあるのは否めない。しかし、英国には、自国を含む52か国からなるイギリス連邦(英連邦)がある。また英国は、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイ、インドのベンガルール、シンガポール、オーストラリアのシドニーといった世界の重要拠点において歴史的に強い影響力を及ぼしている。そうした国際的なネットワークによって英国は現在も世界で実力を誇示しているとも言える。本書では、地図上一直線上に置かれるその4地点のネットワークを「ユニオンジャックの矢」と呼ぶ。その“矢”は、どういう構造で世界情勢に刺さっているのか。本書では、著者の経験からくる所感を含め、ネットワーク戦略を軸にした英国のこれまでの動きについて包括的に論じている。著者は(財)日本総合研究所会長、多摩大学学長。三井物産入社2年後の1975年に渡英して以来、頻繁に同国を訪れ、その情勢を眺め続けてきた。

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