ヘレン・ラッセル 著 | 鳴海 深雪 | CCCメディアハウス | 400p | 1,850円(税別)

1月 ヒュッゲと家ごもり
2月 9時‐5時を忘れる
3月 余暇とデンマーク語
4月 偉大なるデンマーク人と動物たち
5月 伝統、そしてお叱りを受ける
6月 今なお闘う女性たち
7月 バケーションに繰り出そう
8月 子どもたちなら大丈夫!
9月 お肉屋さん、パン屋さん、そして文化の担い手たち
10月 病めるときも健やかなるときも
11月 冬と鬱が来た
12月 税務署員を信じて
クリスマス
エピローグ メイド・イン・デンマーク
デンマーク的に暮らす10のコツ

【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

人口570万人ほどの北欧の小国・デンマーク。北海とバルト海に面したユトランド半島とその周辺の島々からなる立憲君主国であり、高福祉で国民の幸福度が高く、2016年の国連世界幸福度報告では世界第1位(2017年はノルウェーに次いで2位)に輝いている。また、世界一の玩具メーカー・レゴ、世界一のレストランとして知られるノーマなど、独創性やデザインセンスの良さで高く評価される国でもある。本書の著者は、夫がレゴに転職するために夫婦でデンマークに移住したイギリス人ジャーナリスト。本書では現地での1年間の生活を描写しつつ、自らの経験やさまざまな専門家や市井の人々への取材をもとに、デンマークにおける、そして本物の「幸福」とは何かを探っている。著者は英国版『マリ・クレール』編集部をデンマーク移住を機に退社。その後『タイムス』など世界中の新聞や雑誌への寄稿、『ガーディアン』の特派員など幅広く活躍している。

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