スコット・バリー・カウフマン/キャロリン・グレゴワール 著 | 野中 香方子 | 大和書房 | 272p | 1,600円(税別)

1.遊び 楽しいことで脳を刺激する
2.情熱 何かに夢中になる
3.夢想 自分と深くつながる
4.孤独 ひとりの時間で考える
5.直感 無意識の声を聞く


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界の人々の生活を一変するようなイノベーションをもたらした「天才」と呼ばれる起業家や発明家、多くの人に感動を与える芸術家など、卓越してクリエイティブな人を問われれば、誰しも何人かの名前を挙げられるだろう。では、それらの人々の創造性はどうやって生まれたのだろうか。また、どうすれば彼らのようなクリエイティブ思考が身につくのか。本書では、さまざまな事例やこれまでの研究成果を紹介しながら、そういった問いを探究している。クリエイティブな人の知性は、単にIQ(知能指数)が高いだけでなく、いくつもの矛盾を内包した多面性と複雑性を有しているようだ。二人の著者のうち、スコット・バリー・カウフマン氏は、知性と創造性を専門とする心理学者。ニューヨーク大学の非常勤准教授、ペンシルベニア大学ポジティブ心理学センター内、イマジネーション研究所の科学ディレクターを務める。キャロリン・グレゴワール氏はネット新聞『ハフィントンポスト』のシニアライター。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。