高田 賢三 著 | 日本経済新聞出版社 | 278p | 1,900円(税別)

1.夢の回想録
2.夢をつくった時代、場所、人たち


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日本人デザイナーによる代表的な世界的ファッションブランドに「KENZO(ケンゾー)」の名を挙げる人は多いのではないだろうか。立ち上げたファッションデザイナーは、高田賢三氏である。1970年、パリに「ジャングル・ジャップ」という名のブティックをオープンし初コレクションを発表して以来、パリを拠点に世界のファッション界をリードしてきた。本書は、2017年に78歳になった同氏がこれまでの半生を綴った初の自伝。パリで成功するまでの経緯や、さまざまな苦悩と挫折、華やかな交友関係など波乱万丈のライフヒストリーがありのままに語られている。高田氏は1993年にブランドを仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンに売却。その後独立デザイナーとして、2004年アテネ五輪における日本選手団ユニフォームのデザインを担当するなど幅広い活躍を続けている。

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