江崎 禎英 著 | 国書刊行会 | 224p | 1,800円(税別)

1.問題の本質を問い直す
2.時代に合わなくなった社会保障制度
3.社会は変えられる!
4.世界が憧れる日本へ


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

世界に先駆けて超高齢社会に突入した日本。一方で医療費の増大に歯止めがかからず、国民皆保険制度の維持も困難になると予想される。この深刻な状況を打開するには、「高齢化対策」という考え方を改め、社会経済システムそのものを変革する必要があるのではないか。では、具体的にどうすればいいのだろう?本書ではその答えを、これまでに不可能と思われた数々の改革を成し遂げてきた現役官僚が示している。誰もが疾病の予防と健康管理に努め、高齢者が自らの役割と生きがいを見つけ現役世代をサポートする「生涯現役社会」の実現を主張。そのために現行の社会保障制度や医療のあり方などを抜本的に見直すべきとしている。著者は現在、経済産業省商務・サービスグループ政策統括調整官 兼 内閣官房健康・医療戦略室次長。これまで金融分野における店頭市場改革、外為法改正、医療分野における再生医療新法の立案などに携わった経歴を持つ。

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