宮本 喜一 著 | プレジデント社 | 240p | 1,500円(税別)

1.“身のほど知らず”のビル計画
2.ソニーブランドをどう表現するか
3.新しい革袋に新しい酒
4.銀座の四季の香り
5.五反田村から花の銀座の“住人”に
6.「ソニービル」とは何か
7.五反田村のソニー、銀座のSONY


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

東京・銀座の風景がまた変わろうとしている。2018年8月、前年に50余年の歴史に幕を閉じたソニービルが「銀座ソニーパーク」へとリニューアルされたのだ。形は変われど、そこにはソニー創業者の一人、盛田昭夫氏らが“日本初のショールームビル”に賭けた情熱やコンセプトが受け継がれている。本書は、銀座のランドマークの一つとして、また情報や流行の発信地として親しまれてきたソニービルをめぐるノンフィクション。盛田氏の構想から1966年4月29日の開業に至るまでの経緯、新進の電機メーカーだったソニーが斬新な挑戦に向かった理由、コンセプトや設計をめぐる議論、そして今後の展望などを、関係者たちの熱い想い、高度経済成長期の息吹とともに、余すところなく伝えている。著者はジャーナリスト、翻訳家で、1974年にソニーに入社、主に広報、製品企画、マーケティングなどに携わった経験を持つ。

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