原題:The Left Brain Speaks, the Right Brain Laughs | Ransom Stephens 著 | Viva Editions | 252p

1.あなたと私
2.動物と人間
3.生と死
4.才能とスキル
5.情報(知性)と直感的知識(直観)
6.分析と創造力
7.人との交流と一匹狼
8.芸術と科学
9.イノベーションと発見
10.写真の中の写真の中、そのまた写真の中を見つめる


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

精密な人体を制御し、意思決定やアイデア、行動を生み出す私たちの「脳」。解明されつつあるその仕組みは、ビジネスにおける組織のあり方やイノベーション創出の大いなるヒントにもなる。とくに、「右脳は感性、左脳は論理」といった単純な見方を超えた「右脳・左脳」論には注目すべきではないだろうか。本書では、「右脳と左脳」をはじめとする「相対する二つの要素の関係性」を軸に、脳神経科学のエッセンスを、難解な専門用語を排して紹介する。とくに創造性やイノベーションにつながる脳による人体の神経伝達の仕組みは、さまざまな分野に応用できるものといえる。著者は物理学者、小説家、エンジニアという三つの肩書きを持つ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校で物理学のPh.D.(博士号)を取得。テキサス大学アーリントン校で物理学の教授を務めた後、現在は、米国カリフォルニア州ペタルーマで小説の執筆にいそしむ日々を送っているという。

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