石田 秀輝/古川 柳蔵 著 | ワニ・プラス | 205p | 1,600円(税別)


はじめに 新規事業も恋の悩みも、
     バックキャスト思考なら画期的な解が出る
序.バックキャスト思考のつもりで
  フォーキャスト思考をしていませんか?
1.バックキャスト思考の基礎
2.バックキャスト思考を実践しよう
3.心豊かな未来を描き、
  実現のために今できることを考える
4.自然をヒントに持続可能な解を得る
  アプローチ「ネイチャー・テクノロジー」
終.バックキャスト思考でつくる、地域の未来
おわりに 厳しい制約のなかで、
     ワクワクドキドキ心豊かに生きるために


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

「バックキャスト」という言葉を耳にしたことがあるだろうか? 現在を起点に未来を予測する「フォーキャスト」に対し「未来のあるべき姿から逆に現在を見る」といった意味で使われる。だが肝心の「未来のあるべき姿」をどう描くのか。その際「制約」に着目することで問題解決の糸口が見つかるという。本書では、「制約」を排除するのではなく、制約があることを前提に、いかにより良い未来を築くかを考える「バックキャスト思考」をテーマに、その基本から具体的プロセスまでを詳しく解説。人類共通の課題である「地球環境問題」関連を中心とした具体事例を多数取り上げながら、フォーキャスト思考では解決の難しい複雑で正解のない問題を、新たな視点から解決に導き、イノベーティブな発想をももたらす強力な思考ツールの全容を明らかにしている。著者の石田秀輝氏は東北大学名誉教授、合同会社地球村研究室代表社員、星槎大学特任教授など多数の肩書きを持つ。古川柳蔵氏は、東京都市大学環境学部、同大学院環境情報学研究科教授、東北大学客員教授。

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