ジョージ・コーリーザー/スーザン・ゴールズワージー/ダンカン・クーム 著 | 東方 雅美 | プレジデント社 | 408p | 2,500円(税別)

1.安全とリスクのパラドックス
2.セキュアベース・リーダーの九つの特性
3.信用構築サイクル
4.社会的感情としての「悲しみ」
5.「心の目」で見る練習
6.「勝利を目指す」マインドセット
7.自分のセキュアベースを強化する
8.他者のセキュアベースになる
9.「安全基地」としての組織
10.人間の顔をした組織をつくる


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

時代に合った「最高のリーダー」とはいかなる存在だろうか? スイスの名門ビジネススクール・IMDで使われる教科書では「セキュアベース・リーダー」としている。部下が信頼、安心できるセキュアベース(安全基地)となることで、彼らにリスクを取った目標への挑戦を促せるリーダーだ。本書では、著者らによる世界中のリーダー60人へのインタビューおよび1,000人以上の企業幹部への定量調査の結果、幅広い領域の学術理論、そして3人の著者の経験などをもとに、セキュアベース・リーダーシップの存在とセキュアベース・リーダーの特性、有効性を明らかにするとともに、そのようなリーダーとなるために何が必要かを明らかにしている。著者の3人はいずれもスイスのビジネススクール・IMDに勤務。ジョージ・コーリーザー氏はIMDの教授を務める心理学者で、人質解放の交渉人としての経験も持つ。スーザン・ゴールズワージー氏はIMD客員教授で、オリンピック決勝出場経験を持つ元水泳選手。ダンカン・クーム氏はIMD非常勤教授。

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