中原 淳/中村 和彦 著 | ダイヤモンド社 | 406p | 3,200円(税別)

1.初級編 組織開発を感じる
2.プロフェッショナル編(1) 組織開発の歴史学
3.プロフェッショナル編(2) 組織開発の発展
4.実践編 組織開発ケーススタディ
5.対談 「組織開発の未来」


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

個人の「働き方」とともに、近年「組織開発」が注目されている。組織やチームがまとまり、一人ひとりが生き生きと働きながら成果を上げるための理論と手法だ。だが、半世紀も前に生まれた組織開発は、さまざまな周辺理論が取り込まれ、その輪郭が不明瞭なままバラバラに取り組まれている現状がある。本書では、源泉まで遡れば約100年にもなる組織開発の歴史をたどり、その考え方がどのような変遷を経てきたか、なぜ一時衰退するも見直されるようになったか、最新の理論に見られる組織開発の本質とは何か、などを詳細に論じている。さらに、国内外の5つの実践事例も紹介し、組織開発の全体像を明らかにする。著者の中原淳氏は、立教大学経営学部教授。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発・チームワークについて研究している。中村和彦氏は南山大学人文学部心理人間学科教授で同大学人間関係研究センター長。

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