ピーター・ウェイル/ステファニー・L・ウォーナー 著 | 野村総合研究所システムコンサルティング事業本部 | 日本経済新聞出版社 | 328p | 2,400円(税別)

序.次世代企業の構築
1.デジタル化がもたらす脅威と事業機会とは何か
2.あなたの会社の未来にふさわしいデジタル・ビジネスモデルはどれか
3.デジタル競争優位を生み出すものは何か
4.モバイルやIoTを使ってどのようにつながるか
5.あなたの会社には自社を改革する能力があるか
6.あなたの会社に変革を起こすリーダーシップはあるか
終.本書を振り返っての整理


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

社会のさらなるデジタル化は避けられない。各企業はデジタル化に対応するというよりも、それをいかに顧客の獲得や顧客満足に結びつけ、競争優位に立つかを考えるべきだろう。とくに重要なのがビジネスモデルの変革だ。では、成功する「デジタル・ビジネスモデル」とはどういうものなのだろうか。本書では、4類型からなる独自のDBM(デジタル・ビジネスモデル)フレームワークを示す。そして自社が4類型のどれに当てはまり、競争優位に立つために、どの類型を目指し、何をすればいいのかを、さまざまな事例を引きながら論じている。多くの企業がめざすべきは、アマゾンを筆頭とする「エコシステムドライバー」であるとしている。著者のピーター・ウェイル氏は、マサチューセッツ工科大学スローン経営学大学院情報システム研究センター(MIT CISR)主任教授。ステファニー・L・ウォーナー氏はスタンフォード大学経営大学院でPhDを取得し、MIT CISRのリサーチ・サイエンティストを務める。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。