椎谷 哲夫 著 | 幻冬舎(幻冬舎新書) | 324p | 900円(税別)

1.皇室制度と歴史
2.天皇のお務め
3.皇室を護り支える組織と施設
4.宮中祭祀と陵墓・伊勢神宮と出雲大社
5.昭和から平成、そして新たな御代へ
終.近現代の天皇と皇位継承


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

2019年は平成の終わり、そして改元の年として記憶されるだろう。202年ぶりに「譲位」が行われる年でもある。例年以上に皇室関係の報道が増え、ニュースなどで一般的には見慣れない用語を目にすることが多くなる。これを機に皇室の理解を深め、この国の伝統について思いを馳せるのもいいかもしれない。本書では、譲位に際してどんな行事や祭祀が行われるのか、今上天皇や秋篠宮さまなどの身位(身分)や、制度はどう変わるのか、といったことから、さまざまな制度、元号、天皇のお務め、皇室の財産や費用など、皇室にまつわるあらゆる基礎知識や議論、法令などを、元宮内庁担当記者である著者の見解などを交えながら解説。皇室の入門書として、ニュースなどに登場する用語や記述が一通り理解できるだけの知識が身につく内容となっている。著者は、東京新聞(中日新聞東京本社)編集局社会部で警視庁、宮内庁、旧運輸省を担当。宮内庁では5年余にわたり昭和天皇崩御や皇太子ご成婚などを取材した。現在は同社関連会社役員を務める。

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