Faithe Hart, Leah Houde 著 | LID Publishing Ltd. | p52-55


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重大な戦略的判断やビジョン策定、イノベーションなどには、経営理論などを援用した「熟考」が必要とされる。だが、日々の業務に追われ、集中してものを考える時間が取れない経営陣は少なくないだろう。そうした問題をトップ人材のコラボレーションで解決した企業がある。アライン・テクノロジーだ。本記事では、歯列矯正器具メーカー大手で2017年のS&P500(米国の代表的な株価指数)でトップクラスの業績を残したアライン・テクノロジーが導入した「カタリスト(Catalyst)」というプロジェクトを紹介。カタリストでは、全世界の同社拠点から選出された10人の優秀なリーダーが、8週間集中して課題に取り組む。その際に参加者に求められるのが「熟考」だ。その成果として経営陣に提案された戦略が、同社の持続的成功に結びついているという。筆者のフェイス・ハート氏はアライン・テクノロジーのグローバル人材マネジメント部門長、リア・ウード氏はデューク・コーポレート・エデュケーションのエグゼクティブ・ディレクター。

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