原題:Artificial Intelligence for HR | Ben Eubanks 著 | Kogan Page | 240p

1.今日の人事はこんなふう
2.人工知能(AI)のキホン
3.HCM(ヒューマン・キャピタル・マネジメント)への一般的なAI活用
4.人事の主要な役割とワークフォース・マネジメント
5.人材確保
6.学習と人材開発
7.タレント・マネジメント
8.AI技術の課題
9.将来に向けて必要となる人事のスキル


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

さまざまな業務への人工知能(AI)の導入が始まっている。だが、業種や職種によっては、どうAIを活用するのがベストなのか、迷いがあるケースも少なくないのではないか。「人事」も同様だ。とくに「人間」を直接扱う人事には、血の通っていないAIの判断はそぐわないと感じている人もいるだろう。本書では、ユニリーバやIBMをはじめとする多数の事例を挙げながら、採用や教育、学習支援などの人事の業務にいかにAIを活用すべきか、そもそもAIを人事に導入する背景には何があるのか、「人事×AI」の課題と将来像などについて幅広く、具体的に論じている。人事におけるAI活用の主眼は、異業種からの引き抜きに備え、社員や採用希望者のコアスキルを見抜き、社内カルチャーとのマッチングを図ることにあるようだ。著者は、ライトハウスリサーチ&アドバイザリー社で首席アナリストを務める人事アナリスト。人事関連コミュニティupstartHRの創始者であり、ポッドキャスト「We're Human」 のホストでもある。

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