『SmartCity5.0 地方創生を加速する都市OS』
海老原 城一/中村 彰二朗 著 | インプレス | 320p | 2,000円(税別)


1.地方都市が抱える課題の共通点とSmartCity
2.SmartCity AIZUの実像
3.SmartCity5.0が切り拓くデジタルガバメントへの道程
4.世界に見るSmartCityの潮流
5.〔対談〕会津若松の創生に賭ける人々


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

IoTやビッグデータなどの先端的なデジタルテクノロジーを地方創生に活用する取り組みが注目されている。
住民の生活の利便性を高めつつ、地域産業の活性化、人材の育成を実現する。そうしたプロジェクトは近年「スマートシティ」の名で呼ばれている。
そのトップランナーといえるのが、福島県会津若松市である。

本書では、会津若松市と、日本初のコンピュータサイエンス専門大学である公立の会津大学、コンサルティングファームのアクセンチュアの3者が推進する「会津若松スマートシティプロジェクト」を詳細に紹介しながら、データとデジタルテクノロジーを活用した効果的な地方創生、新しいまちづくりのあり方を探る。
会津若松市のプロジェクトは、もとは東日本大震災からの復興支援策としてスタートした。だが、「市民参加」「市民中心」を掲げる同プロジェクトは、多くの地方が抱える課題の解決に道をつけるものとして、政府が提唱する「Society5.0(超スマート社会)」の先行事例ともなるプロジェクトに進化している。
著者の2人はアクセンチュアの社員で、海老原城一氏は戦略コンサルティング本部公共サービスグループ統括 マネジング・ディレクター、中村彰二朗氏はイノベーションセンター福島センター長を務める。

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