『創発型責任経営』
國部 克彦/西谷 公孝/北田 皓嗣/安藤 光展 著 | 日本経済新聞出版社 | 272p | 1,800円(税別)


1.責任が価値を生む経営
2.アカウンタビリティからレスポンシビリティとしての責任へ
3.創発型責任経営への転換
4.オムロンの企業理念実践活動
5.ブリヂストンのOur Way to Serve
6.丸井グループの手を挙げる組織づくり
7.ヤフーの課題解決エンジン
8.三菱重工業グループの「き・ず・な活動」
9.創発型責任経営のデザイン
10.創発型責任経営のプロセス
11.創発型責任経営でSDGsに挑戦する
12.創発型責任経営の効果


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

現在、企業が行うべきものとしてCSR(企業の社会的責任)があることは広く認識されている。
だが、何をすればいいか、方向性が定まらない企業も多いのではないか。
そんな中でも、表彰制度などを使い、社員の主体的な社会貢献活動を促すといった、従来のCSRを超えた新しい経営モデルも現れている。

本書は、著者らが提唱する新しいコンセプトの経営モデルである「創発型責任経営」を、先進企業の具体的な事例を紹介しながら解説。
従来のCSRをめぐる混乱や閉塞感を打ち破るマネジメントである創発型責任経営の理論と実践の方法までを詳しく提案している。
本来の責任(レスポンシビリティ)の意味に立ち返った創発型責任経営は、従来のCSRの範囲を超えた、新しいつながりの可能性を拓くものでもある。
著者の國部克彦氏は神戸大学大学院経営学研究科教授で神戸大学副学長を務める。専門は社会環境会計、経営倫理。
西谷公孝氏は神戸大学経済経営研究所教授、北田皓嗣氏は法政大学経営学部准教授、安藤光展氏は一般社団法人CSRコミュニケーション協会代表理事である。

SERENDIP会員の方は本ダイジェストをこちらからお読みいただけます。