『ピボット・ストラテジー』
-未来をつくる経営軸の定め方、動かし方
PIVOT TO THE FUTURE(2019)
オマール・アボッシュ/ポール・ヌーンズ/ラリー・ダウンズ 著 | 牧岡 宏 監修 小林 啓倫 訳 | 東洋経済新報社 | 448p


イントロダクション 「再構築」を再構築する
1.潜在的収益価値のギャップ
2.7つの過ち
3.7つの勝利戦略
4.賢明なピボット
5.過去・現在・未来
6.イノベーションのピボット
7.財務のピボット
8.人材のピボット
結論 自らのブロックを見つけよう


【要旨】※3,000字のダイジェストのうち、約300字の要旨のみご覧いただけます。

AIやIoTといったデジタル化の波は、言うまでもなく、あらゆるビジネスに押し寄せている。
スタートアップや他業種の既存企業など、テクノロジーを武器に新たに市場に参入してくる競合に対抗するには、これまでの中核事業を的確にピボット(方向転換)する必要がある。
では、どうすればいいのか。

本書では、3人の著者がいずれも所属する総合コンサルティング企業・アクセンチュアが近年自ら経験した大々的なピボットから編み出された、「賢明なピボット(wise pivot)」と名づけられた戦略を詳しく解説。
同戦略は、過去や現在の事業を直ちに捨て去るのではなく、むしろ再投資して加速し、そこから生み出される価値を未来の事業に生かす、というものだ。
本書では、アクセンチュアの他にさまざまな業種の豊富な事例を紹介しながら、その戦略の有効性を検証している。
著者のオマール・アボッシュ氏は、アクセンチュアの最高戦略責任者を務めた後、現在は同社の通信・メディア・ハイテク本部グループ最高責任者。
ポール・ヌーンズ氏はアクセンチュア・リサーチのソート・リーダーシップのグローバル・マネジング・ディレクター、ラリー・ダウンズ氏はアクセンチュア・リサーチでシニア・フェローを務めるビジネス戦略開発の専門家である。

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